資産家の相続対策(資産承継対策)

資産承継対策は一般的な相続よりも遺産の種類・数量が多く、評価額が高額になります。そのため、実行すべき対策が多数かつ複雑になる傾向はありますが、基本的な考え方・対策の枠組みは、「相続対策の視点」と「相続対策のながれ」で述べた内容が妥当します。

資産承継対策の必要事項を相続対策のながれで示したSTEPにあてはめて整理すると、以下のような内容になります。

STEP4は承継させる個々の財産の価値を高める作業、STEP5は資産の選択と集中により相続財産を筋肉質にする作業です。この作業は資産の相続税の節税にも貢献します。

 相続対策のながれ資産承継対策の具体例
STEP1相続人の調査・相続財産の調査

《相続人の調査》

  • 相続関係
  • 各人の生活歴、学歴
  • 各人の家族構成、生活状況
  • 被相続人、相続人との関係
  • 各人の就業状況、収入状況

《相続財産の調査》

  • 各相続財産の数量・評価額
  • 不動産の所在、利用状況
  • 不動産の取得経緯
  • 相続財産に関する権利関係
STEP2本人ヒアリング
  • 本人の生活歴、学歴、職歴
  • 収入状況
  • 健康状況
  • 配偶者、相続人との関係
  • 相続財産(特に不動産)の取得経緯、管理状況
  • 士業、銀行等との取引状況
  • 資産承継についての希望
STEP3相続対策の基本方針を策定STEP1及び2の内容を踏まえて検討
STEP4権利保全・調整

《不動産》

  • 抵当権・仮登記抹消
  • 境界確定
  • 共有関係解消
  • 相続登記
  • 占有状態に応じた契約書の作成
  • 違法占有の排除

《収益物件管理》

  • 既存の契約関係の確認
  • 物件の管理方法の見直し
STEP5資産の整理・組み換え・有効活用
  • 借地、底地の処分又は買い取り
  • 未利用不動産の売却
  • 不動産の買い換え
  • 収益物件建設

相続土地国庫帰属制度の利用

STEP6遺言書の作成・生前譲渡の実行
  • 生前贈与、売買
  • 資産管理会社設立
  • 民事信託
  • 遺言公正証書
STEP7継続コンサルティング 

相続弁護士の視点:資産承継対策の本丸-STEP5-

相続弁護士の視点:STEP5における争族対策

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